この絵本は実際に体験したことを元に制作した物語です。

私は愛犬がお空に旅立ったとき今までに感じたことがない喪失感を抱きました。

そんなとき、普段から目には見えないものが見える体質を活かし、お空に旅立った後のことを実際にお空とお話して教えてもらいました。

……。

お空に旅たった愛したペット達は…と暮らしています。そのことを知れると、愛おしさが増すとともに、気持ちも少しは楽になるのではないかと思い、絵本にして伝えたいと思いました。

物語で出てくる「ぶーしゃん」
皆様の家族の名前に変えて読んでいただけたらと思います。

この絵本が、多くの方々の手元に届き、癒され、楽しんでいただけますように。

「この地球に生まれてきたキミへ。キミが生まれてきたことには、ちゃんと意味があるんだよ。」
人間が生まれてきた意味とは？著者が愛らしいイラストを添えて、やさしく語りかける絵本。
――パパと　ママのところに　キミが　うまれてきた／うまれるまえのことは　おぼえていないよね／でも　こんな　おはなしが　あるんだよ／それはね……（本文より）

人は人生の宿題をやり遂げるために、自分自身で環境を選んで生まれてきた――そのような内容を子どもにも分かりやすいよう、描き上げられた絵本です。
隣の芝は青く見えるもの。私たちはいつの時代も、ないものねだりで他人を羨ましく思いがちです。
「自分は自分」、「人は人」。
「自分は何のためにこの世に生まれてきたのか」に常に立ち返り、生の主軸とすることで、自らの生の意味が見えてくる。本作はそう優しく教えてくれます。